
79歳・専業主婦の女性が正面衝突事故に遭い、胸骨骨折や脊椎の圧迫骨折・破裂骨折という重傷を負われた事案です。ご高齢に加えて骨粗鬆症の既往歴があったため、相手方保険会社から「健康な方であればここまでの骨折には至らなかったはず」として賠償額を減額される、いわゆる素因減額のリスクが想定される案件でした。
こうしたリスクに対し、事故の衝撃の大きさや受傷内容、治療経過を客観的な資料に基づいて丁寧に整理し、既往症を理由とした不利な評価を避けながら交渉を進めました。その結果、後遺障害等級8級2号の認定を獲得し、自賠責保険金819万円に加え、任意保険会社との交渉でも請求額の全額を認容する回答を引き出し、示談金626万円を獲得。総回収額は約1445万円となりました。
既往症があることは、賠償額を大きく減らされる直接の理由にはなりません。本事例は、骨粗鬆症などの持病をお持ちの高齢の方が交通事故に遭われた場合でも、適切な主張と立証により正当な賠償を得られることを示す実例です。
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